君たち、世界を変えてみたくないか?『レヴォリューション No.3』
今回おすすめする本は『レヴォリューション No.3』です。
あらすじ
この本は、偏差値が脳死と判定されてしまう程の血圧値しかないオチコボレ男子高に通い、死んだような毎日を送っていた「僕たち」が生物教師であるドクター・モローの言葉で突如生き返り、世界を自分たちを取り巻く状況を変えるために行動を開始する。
その方法は難攻不落とされるお嬢様女子高の学園祭に潜入してナンパをして勉強が得意な女の遺伝子を獲得すること!果たして潜入作戦は成功するのか?
ユーモアあり、青春あり、感動ありのザ・ゾンビーズ・シリーズ第1弾です。
本との出会い
はい。。
今回はめちゃくちゃ大好きな金城一紀さんの作品になります。
本との出会いは10年ほど前に書店でコーナーができており、ジャケット買いした作品でした。
この金城一紀さんの小説に通ずるものは読み終えた時の爽快感がすごいです。
短編集で「映画篇」「対話篇」があるのですが、一話一話に爽快感と感動を感じ、読んだ後に必ず心に残るものがあります。
もうそこから金城一紀さんの作品を買い集めました。(後々紹介いたします。)
私の青春は金城一紀さんの作品で形成されたといっても過言ではありません。
感想
もう愛すべきおバカたちですよね。
特に「史上最強のヒキを持つ男」山下が可愛くてしかたない!
山下がメンバーの大事なお金をカツアゲされて山下が責任取ろうとするんだけど、舜臣がそれを止めてメンバーが怒らず優しく頭をなでてやるシーンがあるのですが、心が本当に暖かくなります。
学生ならではの自分の向かうべき道への葛藤や仲間の死、人種差別への問題。
10代のうちにこの本を読むことで物の見方は変わると思います。(個人的な意見)
文章の書き方が主人公目線で世界間にのめりこみやすくイメージがしやすい作品なので最後まで一気に読み進めることが出来ます。
またこの作者さんの話は紹介していきますが、ザ・ゾンビーズ・シリーズの第1弾!
是非、おすすめしたい一冊です。
最後に
「勉強の得意な奴らと同じ土俵で戦い続けても、絶対に勝てないぞ。
それに、苦手なものを無理して続ける必要もない。」
~ドクター・モロー~
以上、御覧頂き誠に感謝感激雨霰でした!
今回紹介した本は下記から購入可能です!